SNSにアップする動画の作りたいけど
・1分くらい短い動画を作りたい
・SNSに投稿した時に飽きない動画をつくりたい。
・とにかく簡単に作りたい
といった、1分動画を簡単に作るにはどうすればよいのかな?
という疑問にお答えします。
今回は、今回は1分動画、短い動画を編集、作成するためのポイントを紹介します。
【1分動画】短い動画を作るのに必要な5つのポイント
たくさん動画を撮ったけど、どう編集すればいいの?
と、
短編動画を作りたいとけど、
たくさん撮影してつなげても見た目がかっこよくならない…
と動画編集をあきらめちゃう人は、意外とたくさんいます。
私も以前は、
「ただ動画をつげるだけだと、なんかダラダラした動画になるなぁ」
と思っていました。
今回は、短い動画・1分動画を編集・作る上で、撮影・編集に必要な
動画をまとめる5つポイント
をご紹介します。
- 1カットを10秒以内で仕上げる
- 風景・背景を1カット入れる
- ピックアップ・どアップ
- 時間の流れがわかるもの
- 動画のつなぎ方(遠→近、近→遠)
今回のポイントは、
iPhoneやスマホだけでも撮影・編集できるようなテクニックを紹介しています。
凝ったトランザクションや、手ブレをなくすジンバルという機材を使った動きのある映像などは使いません。あくまで手持ちや固定撮影を念頭においています。
基本的なポイントですが、これを頭にいれておくだけでも作成する動画が変わってきます。
まずは、基本をまずはマスターしてみましょう。
動画編集アプリは、iMovieなど複数の動画をまとめることのできる動画編集アプリをご利用ください。
アプリについては、こちらの記事でも紹介をしています。
動画撮影・編集をはじめる初心者さんへ
撮影の基本については、【はじめよう】スマホで動画を撮影、SNSで即アップしたい!/【入門】スマホで動画撮影をする3つポイント!/たった「3つのポイント」だけで、ホントに動画をはじめられるのかな?/【超初心者】スマホでの動画は撮影は、自分で動かなくてもよい!、といったないようでこちらの記事に紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
1.【編集】1カットを10秒以内で仕上げる
まず、1分くらいの短い動画を作成するにあたり、たくさんのシーンを短くまとめる必要があります。
ただ「まとめる」となると1カット何秒使うか悩みますよね。
例えば1分の動画で15秒の動画を入れると…全体の15/60秒
すでに全体の「1/4」使うことになります。
その15秒が全体の「1/4」の情報量であればいいのですが、
短編動画の場合はインタビューなどのトーク以外は、あまり情報量がないと思います。
なので、
1カット、長くても10秒以内、短い場合は2秒!
と決めておきます。
最初は勇気がいる作業ですが、きっとこれくらい思いきらないとだらけた動画になります。
作業中に考えるのが難しい場合、予め自分で決めておくと編集はしやすいです。
私の場合は
・通常の1カット:2-3秒
・ちょい長めの1カット:5秒
・長めの1カット:8秒
といった感じ
に決めています。
最初からこうだったわけではなく、動画編集をはじめたころは、
・通常の1カット:5秒
・ちょい長めの1カット:8秒
・長めの1カット:15秒
としていました。こうなると短編にはなかなかならないですね(^_^;)
でも、
動画編集に慣れてくるとココらへんはどんどん変わってきます。
2.【撮影】風景・背景・外観を1カット入れる
お店紹介・またイベント、旅行などで、
ひとつだけでもよいので「外観」がわかるものを撮影しておくと情報量が増えます。
被写体だけを撮影すると、一体どこで撮影されたものかわかりにくいので、必須項目と言って良いです。
例えば、
お店…
・お店がある地区の風景
・道路を含めたお店の外観
イベント…
・開催している施設の外観、
・遠くから見た賑わっている様子
旅行…
・施設・建物の外観
・今いる場所がわかる風景
など、ポイントは「今ドコにいる?」がわかる動画。
見ている人も
「あ、ここにあるんだ!」「こんな感じな外観なのに、こんなことをやっているんだ」
「あそこか、行ってみようかな?」
と思わせることができます。
1カット…3秒程度
で入れれば伝わるので、ぜひ試してみてください。
3.【撮影】ピックアップ・どアップ
被写体をピックアップして、ズーミング(どアップ)で撮影します。
できれば、お店、施設、イベントなどで、ココだけにしかないものをアップで撮影。
例えば、
・商品
・看板・立て札・端
・イベントでしか見ることができないもの
他にも「特別なもの」がなくても
・木や花など季節がわかるもの
・演技、歌っている人の手や足など体の一部
・被写体が手に持っているもの
など、「このとき、こんなのがあった」というものがわかればよいです。
ポイントとして同じ被写体に対して、
- 通常の「被写体をすべて映したもの」
- おもいきって「この部分だけ」をドアップしたもの
2つ撮影しておきましょう。
4.【撮影】時間の流れがわかるもの
これは、「もし、あれば」で良いですが、
「時間の流れ」が分かるものがあれば、また特別な動画になります。
例えば、
・青空に太陽が照りつける真昼
・夕暮れ時
・夕方の17時を指す時計
など、使う場所は限られますが、
・真昼にはこんなにお客さんが来場しました
・夕暮れ時にこんな素敵なイベントが有りました
・夜17時から、スタートしました!
というのが、他の動画と合わせてセットで伝えることができます。
こちらも
1カット…3秒程度
で入れれば伝わります。
5.【編集】動画のつなぎ方(遠→近、近→遠)
「動画」なのでやっぱり「動き」があると良いですよね。
この編集での「動き」は
カメラを動かすのではなく、
被写体との距離のメリハリ
を指します。
編集時に
- 「広角側」被写体から遠く離れた動画
- 「望遠側」被写体に近づいた動画
を連続して並べます。
編集で動画をつなぐ際に、意識しなければ行けないのは
「広角側」と「望遠側」をなるべく交互にしたほうが良い
ということ。
同じ場所・同じ角度・同じ色味、なら絶対に交互にするべきですね。
いくら短く切っても、同じような動画が続けば、
だらだらした退屈な動画になってしまいます。
「3.ピックアップ・どアップ」で書いた、
・通常の「被写体をすべて映したもの」
・思い切って「この部分だけ」をドアップしたもの
の2つを撮影する意味はここででてきます。
ポイントは
撮影時も編集時も、中途半端に広角・望遠にしない
ことです。
おもいっきり離れて、おもいっきり近づくほうがメリハリつくからです。
また、これは場面が転換した場合も同じことが言えます。
同じような場面をつなぎたい場合でも、
間にワンクッション違う動画をはさんで、見ている人が退屈しないようにしましょう。
ジンバルやドローンなどを使って、もっと動きのある動画を作りたい
今回は触れませんでしたが
ジンバル撮影やドローンを使った撮影だと、少し変わってきます。
特にドローンの空撮や、ジンバルによる「動き」を見せたい場合などは、
じっくり見せても良いとおもいます。
ただ、予め
「動画で何を伝えたいのか?」
を、作成するときに考える必要はあるかもしれません。
動きだけ?風景だけ?
というものであればよいですが、
動画を全体的に見て、
自分の「テーマ」にあったもの
を作成したほうがベストです。
・お店の紹介なら、概要・場所・商品などが伝わる・わかるか?
・施設の紹介なら、その場所の景色・何があるのか・どこにあるか?
など最低限の情報がわかるようにはしましょう。
ドローンやジンバル撮影、またタイムラプス撮影などと
上記の5つのポイントを上手く組み合わせると、また魅力的な動画が作成できるのではないでしょうか?
短い動画を撮影して、1分動画を作成してみよう!
今回は1分動画・短い動画を作成する5つのポイントを紹介しました。
今回紹介した動画編集・撮影の5つのポイント
- 【編集】1カットを10秒以内で仕上げる
- 【撮影】風景・背景を1カット入れる
- 【撮影】ピックアップ・どアップ
- 【撮影】時間の流れがわかるもの
- 【編集】動画のつなぎ方(遠→近、近→遠)
最初はなかなか慣れないとはおもいますが、
ひとつひとつは難しくはないので試してみて、「自分に合いそうだな」と思ったものを使ってみてください。
今回はあくまで「ポイント」なので
これにBGMやナレーション、テロップ、また様々な視点の動画も取り入れて「魅力的な動画」を作成してくださいね。
また参考になる素材として、意識してみたほうが良いのは
「テレビCM」や「Instagram」の動画など。
1カット何秒かな?
など数えてみると、意外と短いので試してみてくださいね。
この方法をすぐに試してみたい場合は、
Instagramの動画カメラで試すと練習になります。
こちらの記事では、Instagramの動画カメラについて紹介しています。
また、
動画編集を念頭においた撮影方法について、
もっと知りたい場合は、押さえておくべき5つポイント、手ブレを抑える/フォーカスを合わせる/水平を合わせる/ライティングを意識する/実際に使う動画より3-5秒長く撮影する等を、こちらの記事で紹介しています。
一分動画も更に本気に・プロ仕様のカメラアプリ
一分動画をさらに本気に作成するには、撮影・編集をもっとこだわる必要があります。
iPhoneのアプリにLog撮影ができるカメラアプリがあり、こちらで撮影・編集をするとさらに動画にこだわることができます。